生理機能検査をお受けになる患者様は、再来受付機で受付を済ませてから、2階の生理機能検査室までお越しいただき、外来受診票を生理機能検査室前のピンク色の箱に入れてお待ちください。
緊急患者様の対応等により、予約時間よりも検査が遅れる場合がございます。ご了承ください。
超音波(エコー)検査をお受けになる患者様へ
☆検査部位にゼリーをつけて検査を行います。
頚動脈超音波検査
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
約20分 |
頸動脈や椎骨動脈のつまりの有無や 血流の状態を調べます。 脳血管へ流れる血流の状態がわかり、また全身の動脈硬化の程度を推定することができます。 |
襟元を大きく開けてベッドに仰向けに寝ていただき、首に超音波をあてて 頸動脈の状態を検査します。 |
・首まわりのすっきりとした服装が望ましいです。
心臓超音波検査
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
約20分 | 心臓が全身に血液を送る際のポンプ機能を評価します。また心臓の中の4つの部屋を仕切る「弁」の開閉の異常の有無を調べます。 | 胸部を大きく開けてベッドに仰向け又は横向きに寝ていただき、心臓に超音波をあてて心臓の状態を検査します。 |
腹部超音波検査
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
約20分 | 肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓の状態や腫瘤の有無などを調べます。 | 腹部を大きく開けてベッドに仰向けに寝ていただき、おなかに超音波をあてて臓器の状態を観察します。 |
・予約が午前の方
朝食は摂らないようにお願いします(水・お茶は摂って頂いてもかまいません)。
・予約が午後の方
朝食は軽食で済ませて頂き、昼食は摂らないようお願いします。
脳波検査をお受けになる患者様へ
☆頭にクリームをつけて検査を行います。
ご希望の方は、検査後に院内で洗髪して頂く事が可能です。
脳波検査
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
約45分 |
脳の活動状態を記録します。 てんかんの評価や、脳血管障害・ 腫瘍・外傷などの場合の脳の機能を 評価します。 |
頭に電極を装着した後、ベッドに仰向けに寝ていただき、目を閉じた状態で脳波を記録します。途中で開閉眼・ 光刺激・深呼吸を行い、その時の脳波を記録します。 |
神経伝導検査をお受けになる患者様へ
☆神経を電気刺激するため、多少の痛みを伴います。
☆検査の際に、腕や足にペンで印をつけます。検査後は石鹸で洗い流して下さい。
神経伝導検査(上肢)
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
30~ 60分 |
手の神経の刺激が伝わる速度を測定 します。手足に力が入らない場合や 手足のしびれがある場合に、その原因を明らかにする検査です。 |
ベッドに仰向けに寝ていただいて検査をします。 腕の神経を電気刺激して発生する活動電位を記録します。 |
心電図検査をお受けになる患者様へ
心電図検査
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
約5分 |
不整脈や心臓肥大の有無・心筋梗塞の有無などを調べます。 |
胸と手首・足首を出して、ベッドに 仰向けに寝ていただきます。 手首・足首・胸部に電極を装着して 記録します。 |
負荷心電図検査
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
約15分 |
労作性狭心症や運動により誘発される不整脈の有無を検査します。 | まず、安静時の心電図を記録します。その後、3分間の階段昇降運動を行い、心臓に負担をかけた後、心電図を記録します。 |
呼吸機能検査をお受けになる患者様へ
呼吸機能検査
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
約5分 |
肺活量や、どれだけ勢いよく息を吐けるかを計測します。 手術前に、呼吸機能を評価する目的で行います。 |
マウスピースをくわえて、クリップで鼻を閉じます。 検査技師の掛け声に合わせて、口で 息を吸ったり吐いたりする検査です。 |
血圧脈波検査をお受けになる患者様へ
☆透析のシャント血管、深部静脈血栓症のある方は検査前にお申し出ください。
☆その他、既往疾患によっては検査できかねる場合もございます。
血圧脈波検査
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
約10分 |
足の動脈のつまりの有無や血管の硬さを調べます。 | ベッドに仰向けに寝ていただき、両手・両足の血圧、心電図、心音を同時に測定します。 |
重心動揺検査をお受けになる患者様へ
重心動揺検査
所要時間 | 検査でわかること | 検査の流れ |
約3分 |
めまいやふらつきがある場合に、 ふらつきの程度と原因を調べます。 |
両足をそろえて台の上に立っていただきます。目を開けた時と目を閉じた時のふらつきの状態を記録します。 |
検査の結果は、患者様それぞれの病気、症状、服用されているお薬などの診療内容により、医学的な意味合いが異なります。
検査結果については必ず、担当医師にご確認いただきますようお願いいたします。