検査説明 一般撮影
一般撮影とは
一般撮影とは、放射線科におけるもっともポピュラーな検査であり、撮影装置から照射し体内を透過したⅩ線量を画像化しています。健康診断で行われる胸部撮影が代表的ですが、頭部、脊椎(頚椎~腰椎)をはじめとする全身の骨、関節の撮影を行っています。病変や骨折などを診断しやすくするため、いろいろな方向から撮影します。
胸部(正面像)
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頚椎(側面像)
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頭部(側面像)
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※検査目的によって担当技師が 『息を吸って止めて下さい』 または 『息を吸って…吐いて止めてください』と合図致しますので、合図に従って息を止めるようにお願いします。
CRシステムにより、軟部から骨部まで安定した鮮明な画像が得られます。CR(computed radiography)とは、フィルムの代わりとなるイメージプレートに撮影後、デジタル化し、コンピュータで読み取り処理をして画像化するシステムです。
また、撮影台は昇降式の寝台装置になっており、お体の不自由な方やお子様、ご高齢の患者様にもご負担なく、安全に乗り降りできるようになっています。