
脳卒中は突然発症する病と言われ、患者さんの病状によって栄養状態は多岐に渡ります。中でも低栄養は予後が悪くなるリスク因子であり、栄養状態の評価と安定して栄養が確保できる栄養療法の選択が重要になります。安静の度合いや制限、麻痺による廃用症候群(筋肉の痩せや衰え、関節の動きが悪くなるなど身体に生じた様々な状態)に注意をしながら、早期のリハビリテーションと適切な栄養管理が求められます。脳卒中の患者さんの全身状態は治療期間中に刻々と変化するため、個々のステージに応じた栄養療法が実施されることが重要です。
栄養科では管理栄養士が入院患者さんの食事管理をおこなっているほか、外来での栄養指導も個別に対応しています。過度な脂肪や塩分、糖分の摂取などに関する指導を行い、検査結果や食習慣なども聴取しながら生活習慣病の予防や改善につなげます。
退院された後の自宅での栄養管理について、また日々の食事についての悩みごとは管理栄養士へご相談ください。