大西脳外科クリニック

大西脳外科クリニック

骨粗鬆症は骨折だけはありません!

骨粗鬆症とは、加齢に伴い全身の骨が「スカスカ」になる病的な状態で、尻もちをついたり、ひどい場合は前かがみになっただけで背骨が骨折してしまうような危険な病気です。高齢化に伴い骨粗鬆症の患者さんも増加し、現在我が国でも1300万人が発症しています。高血圧、高脂血症に次いで3番目に多い慢性疾患ですが、残念ながらそのうち正しく診断され治療を受けている方は2割程度しかおられません。

高齢者の骨粗鬆症による骨折は腰の骨や大腿骨の付け根に起こることが多く、難治性のため手術やコルセット装着、長期間の入院が必要となることが多いです。運動量が減ることで体力・筋力、認知機能の低下をきたしやすくなってしまいます。また、姿勢が悪くなり骨折が治癒した後も痛みが残りやすく、筋力低下によりさらに転倒の危険性が高まります。介護が必要となる人の5人に1人がこうした骨折によるものとされており、これは脳卒中で介護が必要となる人と同程度で、生活の質の低下だけでなく死亡率も急激に上昇することがわかっています。

このような骨折を生じる前にできるだけ早期から定期的に検査を行い、治療を開始することが非常に重要となります。骨粗鬆症を発見するための骨密度検査はベッドの上で5分程安静にしているだけで測定され、痛みもありませんし簡単に受けることが可能です。何はともあれ、まずは骨粗鬆症の早期発見・早期治療開始が非常に重要です。

当院では事前予約を行わなくても検査を受けていただけますのでいつでもご相談なさってください。

コラム

  • 受診を迷ったりしていませんか?

    受診を迷ったりしていませんか?

  • 脳卒中の栄養管理

    脳卒中の栄養管理

  • 歩くことと認知症予防

    歩くことと認知症予防

  • 脳卒中、寒暖差にご用心!

    脳卒中、寒暖差にご用心!

  • 認知症と車の運転 ~いつまで運転していいの?~

    認知症と車の運転 ~いつまで運転していいの?~