大西脳神経外科病院

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明石駅前クリニック
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新入職看護師研修

サブメニュー

新入職看護師研修(2022年度)

 

一日目(4月5日)

・看護部概要
  看護部理念  看護部目標
  看護部の組織 看護部の体制
  看護提供方式
・看護協会について
・看護必要度
・目標管理
・脳神経外科看護師の心構え
・専門職としての看護師の責務

・看護師長・副看護師長紹介

・看護教育
  教育計画
  教育支援方法など

・接遇マナーの基本(e-learning30分)

  接遇マナーの基本「あいさつ」で変わるおもてなしの心

  医療従事者に必要なキャリアの作り方
 

・感染防止
  スタンダードプリコーション
  感染経路別予防策
  感染症の取り扱い
  廃棄物の分別
  機材・用具の消毒方法
  手洗い・手袋・ガウンテクニック(実技)

 

 

二日目(4月6日)

・医療安全
  患者誤認防止  誤薬防止
  転倒転落防止  身体拘束とは
  離床センサーの使用方法

・看護記録
  看護記録とは  POS
  看護診断    看護過程の展開
  クリニカルパス

・看護記録概要(電子カルテ含む)

・体位変換・良肢位の保持 麻痺のある患者の移動について

 

 

三日目(4月7日)

・看護技術
  バイタルサインから患者の現在と未来を見抜く(e-learning45分)
  なりたい自分を想像しよう(e-learning45分)
  環境調整(ベッドメイキングなど)
  バイタルサイン

・看護技術
  採血

・院内見学ツアー
  座談会
  交流会

 

 

チーム支援型教育支援体制

目的
  1. チーム全体で、全ての看護師が新入職看護師を支援する。
  2. 新入職看護師がいつでも誰にでも聞きたいことが聞ける。
  3. 新入職看護師が段階を踏んで確実に知識技術を習得でき、安全に看護を提供でき、安心して仕事ができる。

 

支援体制

 

役割

所属看護師長

新入職看護師・教育担当者のよき支援者となり、新入職看護師教育の責任を持つ。


教育担当者

教育計画を作成する。

到達目標の到達状況等を定期的に評価する。


教育実施者

看護技術等の実施指導を行う。

指導の中心的な役割を担う。チーム内の知識・技術の指導を主に担い、かつ精神的支援を行う。


スタッフナース

新入職看護師の精神的・教育的支援に協力する。

 

所属看護師長の役割

 教育への参加

  • 新入職看護師の教育計画作成から実施・評価責任をもつ。
  • 実際の指導場面に自ら参加する。
  • 基準・手順を守って実践が行われているか把握する。
  • 基礎技術を習得できるようにOJTの推進を支援する。
  • 新入職看護師の技術習得状況を把握する。
  • 新入職看護師の現在の知識・技術習得状況に合った業務分担が行われているか把握し助言する。

 

 教育の評価

  • 到達可能な目標設定を支援する。
  • 目標を把握して、必要時修正を支援する。
  • 教育実施者、スタッフナースの協力を得るよう支援する。
  • 教育計画の調整を支援する。
  • 各時期の話し合いに参加する。

 

 チーム支援の推進

  • チームが機能するように支援する。
  • チームメンバーが各役割を把握しているか確認する。
  • チームメンバーの意見や気持ちを聞く。
  • チームメンバー間の人芸関係や仕事量の調整を支援する。

 

 人間関係の調整

  • 先輩・後輩間での人間関係が円滑にいくように支援する。
  • チーム内での人間関係の調整を支援する。
  • チームメンバーから受け入れられるように調整を支援する。
  • 教育担当者、教育実施者、スタッフナース、新入職看護師から相談にのる。

 

 新入職看護師への精神的支援

  • 職場の一員であることが自覚できるよう気にかける。
  • 話しやすい雰囲気づくりを心掛ける。
  • 不安や恐れを共有する。
  • よい相談相手になる。
  • 勤務の調整をする。
  • 成長していることを認め、それを伝える。
  • 失敗したことをフォローする。
  • ポジティブフィードバックを心掛ける。
  • 心身ともに健康であるか確認する。

 

教育担当者の役割

 教育への参加

  • 所属師長とともに教育計画を作成する。
  • 基準・手順・OJTなどに基づき教育実施者やスタッフナースの協力を得ながら、ケアの指導やOJTを実施する。
  • 教育実施者やスタッフナースが基準・手順・OJTに基づき指導しているか確認する。
  • 新入職看護師教育プログラムを活用し指導する。
  • OJTを推進する。
  • 新入職看護師の技術習得状況を把握する。
  • 新入職看護師の現在の知識・技術習得状況に合った業務分担が行われているか把握し調整する。
  • 安全にケアできるよう業務や受け持ち患者を検討する。


 教育の評価

  • 到達可能な目標を設定する。
  • 新入職看護師の到達状況の確認と評価を行う。
  • 新入職看護師の到達状況や病棟の状況に合わせて教育計画を調整する。
  • 教育実施者やスタッフナースの意見を取り入れながら、教育計画を変更する。
  • 各時期の話し合いを調整し、開催する。


 チーム支援の推進

  • チームが機能するように、よき推進者となる。
  • チームメンバーが各役割を把握しているか確認する。
  • チームメンバーの意見や気持ちを聞く。
  • チームメンバー間の人間関係や仕事量を調整する。


 人間関係の調整

  • 先輩・後輩間の人間関係が円滑にいくように調整する。
  • チーム内での人間関係を調整する。
  • チームメンバーから受け入れられるように調整する。
  • 教育実施者やスタッフナースからの相談にのる。
  • 所属看護師長に報告・連絡・相談する。


 新入職看護師への精神的支援

  • 職場の一員であることが自覚できるよう気にかける。
  • 話しやすい雰囲気づくりを心掛ける。
  • 不安や恐れを共有する。
  • よい相談相手になるよう心掛ける。

 

 看護実践モデルとしての役割 

  • 看護技術を正確に行う。
  • 身だしなみやマナーの手本となる。
  • 自分の行った看護をフィードバックする。

 

教育実施者の役割

  教育への参加

  • 教育計画の到達時期を把握する。
  • 教育担当者とともに知識・技術の指導を行う。
  • 基準・手順・OJTなどに基づき新入職看護師の成長段階に合わせて指導する。


 教育の評価

  • 情報を提供する。
  • 話し合いに参加する。


 チーム支援の推進

  • 教育担当者に新入職看護師の到達状況を確認し、情報を提供する。
  • 指導や教育方法について教育担当者や所属看護師長に相談する。


 人間関係の調整

  • スタッフナースからの相談にのる。


 新入職看護師への精神的支援

  • 職場に馴染めるよう配慮する。
  • 話しやすい雰囲気づくり心掛ける。
  • 不安や恐れを共有する。
  • よい相談相手になるよう心掛ける。
  • 頑張っていることを認め、それを伝える。


 看護実践モデルとしての役割

  • 看護技術を正確に行う。
  • 身だしなみやマナーの手本となる。
  • 自分の行った看護をフィードバックする。

 

スタッフナースの役割

 教育への参加

  • 自分の役割を理解する。
  • 教育計画と進行状況を把握する。
  • OJTを一緒に行う。
  • 方法についてアドバイスしたり、一緒に考えたり、調べたりする。
  • 一緒に技術の練習をする。


 教育の評価

  • 話し合いに参加する。
  • 情報を提供する。


 チーム支援の推進

  • 教育担当者や教育実施者と新入職看護師の橋渡しをする。
  • 教育担当者や教育実施者に相談する。
  • 教育担当者に協力する。


 新入職看護師への精神的支援

  • 挨拶をする。
  • 名前を覚える。
  • 頑張っていることなどを認め、それを伝える。
  • 自信がつくよう言葉をかける。

 

方法
  1. 所属師長は、教育担当者と話し合い、教育実施者を複数人選出する。
  2. 教育計画は、新入職看護師教育プログラムに則り、個別の経験に基づいて教育担当者が所属師長と相談し決定する。
  3. 新入職看護師の業務に関しては、教育実施者がOJTを展開し、その都度評価も行う。教育実施者同志でチェック表を活用し、情報交換を行う。
  4. 到達度の評価は、「新入職看護師教育チェックリスト」を用いて行う。評価の頻度や方法は、各部署で決定する。
  5. 教育については担当者のみに一任せず、チーム全体で教育するという意識を持ち、常に新入職看護師の情報収集に努め、精神的にも支援できるようにする。
  6. 新入職看護師の情報共有については、「新入職看護師教育チェックリスト」を用いて、チーム会などを利用して行う。「新入職看護師教育チェックリスト」には、個別目標と技術習得レベル、到達日を記載する。
  7. 基本的には新入職看護師のチーム支援は、最低でも新卒者は1年、既卒者は3ヶ月とし、個別に期間は設定する。

 


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