MRI(Magnetic Resonanse Imaging : 磁気共鳴画像)検査とは、強い磁石と電磁波を使って体の内部の情報を画像化したものです。大きな磁石のトンネルの中に入ってもらい、FMラジオに用いられる電波を体に当てることによって、体の中から放出される信号を受信しコンピュータで計算することで、体の様子を画像化しています。
当院のMRI
当院はGE社製 1.5T MRI装置1台、2017年にGE社製3T MRI装置1台、2024年にcanon製1.5T装置2台を導入し、現在4台のMRI装置が稼働しております。4台体制となり、救急患者の検査および当日外来検査も充実したものになっております。24時間稼働しており、救急患者の検査に対応しております。
MRIの特徴
MRI検査には、単純MRI検査と造影剤を用いる造影MRI検査とがあります。
骨に囲まれた場所(頭蓋内)の観察がしやすい。
任意の断面を撮像することができます。
造影剤を使用することなく血管の描出が可能です。(MRA:MR-angiography)
拡散強調画像が超急性期脳梗塞の発見に役立ちます。
多様な撮り方により、病巣の性状を判断するのに役立ちます。
筒状の狭い空間、大きな音の中で15分~30分程度の検査となります。
MRI検査中の注意事項
検査時間は検査室に入ってから出るまで概ね15~20分です。
(検査部位・内容により異なります)
検査中はただ横になっているだけです。 (できるだけ体・頭を動かさないで下さい)
検査中に気分不良などの異常を感じた場合には、連絡ブザーを押してお知らせ下さい。
検査中は大きな音がしますが、ヘッドホンなどで安心して検査を受けていただけるよう努めています。
また、検査の種類により色々な音に途中で変わりますが、故障ではありませんのでご安心下さい。
当院では耳栓を用意しておりません。必要な方は、ご自身でご用意のほどよろしくお願いいたします。