大西脳外科クリニック

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顔面けいれん

顔面けいれんについて

顔面がピクピクとけいれんする病気です。通常は左右どちらかの顔面がけいれんします。
症状が軽度のうちは目の周りだけですが、進行するにつれ顔面全体がけいれんするようになります(典型例)。
ストレスや精神的な緊張により強く症状が出ます。重症になるとけいれんが持続し、顔が歪むことがあります。中年以降の女性に多く見られます。
原因は、頭蓋内の延長や蛇行した血管が顔面神経を圧迫し脱髄を引き起こし、異所性神経興奮による顔面筋の不随意収縮により発症しますが、腫瘍などによる場合もあります。

顔面神経とは

顔面には様々な神経が存在し、中でも顔面神経は顔面の筋肉を動かすための大事な神経となります。


顔面神経は側頭骨の中を走行し、耳下腺のあたりで眼、鼻、口唇に向かう3つの神経に分かれ、それぞれの筋肉に分布します。

画像診断

顔面けいれんを疑われた場合、MRI検査を行います。
脳神経部位を細かく撮像し、脳血管が顔面神経を圧迫していないかを診断します。
脳血管による顔面神経の圧迫が疑われる場合は、CT-血管造影というヨード造影剤を用いた血管の検査などを行います。

CT-血管造影とMRI画像を足し合わせて、手術で必要となる3D画像を作成します。
これにより、顔面神経を圧迫している血管を明確にし、手術の際に障害となる静脈も描出します。

顔面けいれんの治療

外科的治療

微小血管減圧術といわれる、密着している顔面神経と血管を分離するために、両者の間にクッションを挟むほか、血管を移動させて固定する手術が広く行われています。

薬物治療

カルバマゼピン(テグレトール)などの抗痙攣薬を投与し、けいれんを緩和させることができます。しかし、完全にけいれんを取り除くことは難しいとされます。

顔面の痛みとけいれんの専門外来

診察日

毎週月曜日の終日

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担当医

髙橋賢吉

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