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認定看護師

認定看護師

  

2015年のチャレンジ!! RSTの発足

 

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師・呼吸療法認定士

米田芳子

 当院は、SCU(脳卒中ケアユニット)を中心に脳卒中の急性期病院としてその役割を担っています。入院患者数や手術件数は、ホームページ内で御参照いただければ脳神経外科病院として多大なる功績はご理解いただけると思います。
 社会的(寝たきりの原因疾患・医療費増加など)に注目されているように脳卒中という病気は、手術や治療が終われば病気が完治するものではありません。さまざまな後遺症が残ることや継続的に再発の予防にも努めなければなりません。そのため治療経過の長い脳卒中の医療(看護)は、急性期・回復期・維持期といわれる分野に大きく分かれています。
 急性期の場面は、患者様や御家族にとって病気とともに生きていく新たなスタートとなる重要なポイントになります。その役割は、生命の維持と重篤化の回避が中心ですが、自宅退院の支援までコメディカルと共にチームで支援することも増えてきています。看護師にとって知識や経験、そして相手の立場を考えられる心を要求される職場であると考えます。開院から15年目を迎え、医療の進歩に伴い新しい知識が次々と要求される中でスタッフ全体のマンパワーは日々向上していると感じます。特に脳神経外科の単科病院として、それらに対するエビデンスのある質の高い看護の提供はすばらしいと自負しています。
 このような環境の中で認定看護師として病院や患者様に貢献でき、私自身も次のステップを考えました。結果、2015年度チャレンジしたのが呼吸サポートチーム(以下RST)の立ち上げでした。単科病院である事はメリットであり、デメリットであると考えたのです。手術件数の多さや意識障害を伴う重篤な患者の多い当院の特徴を考えると、死因第3位である肺炎の予防は切り離せません。そして人工呼吸器など精密な機器はリスクが隣り合わせでもあります。脳神経外科の質の高い医療(看護)の提供は当たり前、さらに呼吸器関連への知識の習得、合併症の予防、廃用症候群予防に努めることに目を向けました。脳卒中リハビリテーション看護の認定分野とかけ離れている様ですが、私を含め脳卒中看護において患者様の「生活の再構築」を考えたとても必要な看護実践だと考えます。急性期の治療により、患者様の予後は大きく左右されるといっても過言ではないからです。RST の構成は、医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士の呼吸療法士2名を含めた9名です。まだまだ活動を開始したばかりですが、結果を残せる活動にしたいと考えています。

 

 


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